シイラは物陰に隠れる習性があり、これを利用した漁法が「シイラ漬」です。8m前後の太い竹を束ねて沖合に設置します。集ったシイラは、主にまき網により漁獲。流れ藻や流木などに集まったものも巻き網で獲ります。

日本近海では夏から秋のわずかな期間に漁があります。もちろんその時期が旬です。お刺身で食べてください。シイラの身は少しピンクがかった色で脂がのって美味しい。私も最近食べていないので、美味しさを思い出しているところです。生姜醤油が合っていましたね。切身にしてフライでも食べました。塩焼き・味噌漬けも保存が利いていいでしょう。

食用としては、どちらかというと西の方で強く、関東ではそれほどポピュラーな魚ではありません。

因みに、アメリカではフライが高級品として人気です。日本でも昔はヒラマサやブリなんて名前?で魚屋さんで飛ぶように売れていたシイラ。最近では“マヒマヒ”という名前でハワイアン料理等、洋食屋さんに人気の商材となっているようです。

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