春漁 そのⅠ
毎度!宮内一郎です!
春三月ともなると、日本各地の漁港で、シラスの春漁が解禁されます。
春漁は、春漁のしらすを獲る人、売る人、食べる人、みんなが待ちに待った、やっとの思いを感じる言葉ですね。対して秋漁という言葉からは、さほどの感慨は得られません。そんな春漁という言葉が、広辞苑にも、私の手元にある国語辞典にも、俳句歳時記の季語にもありません。
私の独り善がりかもしれませんね・・・・・
さて、シラスとは、体が透明で細長い、カタクチイワシ、マイワシ、ウルメイワシなどのイワシ類の稚魚の総称です。イワシ類だけでなく、ウナギ類などの仔、稚魚もシラスと呼ばれます。
今回の話は、イワシ類の稚魚です。